仲間が広がり、継続し、地域に根づく地域づくりへ
2023年12月10日、栃木県庁東館4階講堂で、地域おこし協力隊、団体設立を考えている方など17名にご参加いただきました。
本プログラムは、地域の課題解決や願いの実現に向けて活動していく地域づくり活動を継続していく上で必要な、仲間や資金を集め、限られた資源を計画的に活用し、事業に展開し、価値を生み出し、新たな仲間や必要としている方々との出会いをつくる…という循環ができることを目指して、地域づくり活動を実践的に行うゲストから、その具体を含めて学んでいく講座を開催します。
class1(10:30~12:30)では、「広がる、続く地域づくり活動のすすめ方(地域づくり実践運営概論)」をテーマに、NPO法人とちぎユースサポーターズネットワーク 代表理事 岩井 俊宗 より講義を実施しました。活動する(汗を流す現場)に意識が向きがちですが、活動の対象者や関わりある人の理想や願いは何か、そもそも活動を通じて誰にどんなHAPPYを提供していくのか、を踏まえて、理想や願いに近づけていく変化を起こしていく活動の作り方について、実務的な動きを交え話しました。
class2(14:00~16:30)では、「地域おこし協力隊発!地域に根づき、活性化を事業にする」をテーマに、一般社団法人里山プロジェクト 代表理事 小山 友誉 さんを講師に迎え、地域おこし協力隊など外からの人材が地域に根づき、事業を継続して行うリアルとまた外部人材と地域とをコーディネートしている取り組みについてはお話いただきました。小山さんは、全国で3,4か所で始まった地域おこし協力隊の初期のメンバーで、退任後も地域に残り、家族と共に、地域に必要とされていることを事業化し、現在は、地域おこし協力隊に関わる地域案件つくり、採用、伴走支援などを行っています。
活動のベースにある人との関わり合うから生まれる「信頼」をどうやって形成していくのか、など参加者も活動現場を持つ者が多く、具体的な質問に加え、講義修了後も約45分、講師と意見交換するなど、熱気のある空間になりました。
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とちぎユースサポーターズネットワークでは、地域の課題解決・活性化を加速していく挑戦者が継続し、必要性に応え続けられるように、全国のフロントランナーと新たな挑戦者のつなげていきます。
挑戦したい方は、あしかもメディアに現在募集中のプログラムがありますので、ご覧ください。https://ashikamo.media/
当会への寄付や会員になっていただけましたら、こうした取り組みの他、新たなプログラムの開発をより一層進め、挑戦に必要な環境を整えることができます。ご支援くださる方は、こちらからお願いいたします。https://tochigi-ysn.net/supportus/