1人の100歩より、100人の1歩
2023年12月16日、真岡市役所で、40名の大学生、地域おこし協力隊、市民活動団体、行政職員に参加いただきました。
本プログラムは、地域の課題解決や願いに実現に向けて、地域づくり活動を進めていくヒントを実践現場と仕掛け人たちから学び、自らの地域や取り組みを加速していくことを目的に実施しています。
真岡まちづくりプロジェクト(まちつく)は、公共空間を活かしながら市民の手によるまちづくり実践を行うプロジェクトとして始まり、真岡市内の五行川か戦力費や岡部記念館「金鈴荘」、二宮コミュニティセンター芝生広場等で活動し、令和3年には9回の社会実験で、延べ5600人の市民参加を生み出しています。この取り組みは、2022年度グッドデザイン賞、地域づくり表彰全国地域づくり推進協議会会長賞、を受賞しています。
当日、くじを引いて席が決まっていきます。10時から本プログラムの趣旨の説明をしたのち、真岡まちづくりプロジェクトの取り組みを地域おこし協力隊の渡部さんと黒川さんから説明頂き、10:30から公共空間を活用したまちつくのそれぞれの現場をめぐる街歩きをしました。
戻ってきてからは、まちつくの体験してもらうワークショップを行いました。それぞれのしたいことを紙に書いてグループで共有し、その後全員のしたいことシートを張り出し全体で共有していきます。ファシリテーターがシートを見ながら書いた人の想いを質問しながら、会場全体がワクワクに包み込まて行きます。ワークシートには、質問事項だけだけでなく、似顔絵や自分の関りあいの度合いを表現できるようになっていたり、自分の関心を安心して表現できる仕掛けになっています。
その後、参加者からの質疑応答でより理解を深めていきました。地域の人達への広報や巻き込み方、行政への理解や協力の仕掛け方など、参加者の現場の課題感も浮かび上がっていきます。
改めて、まちつくのアプローチは、一人一人のワクワクを全体のワクワクにして、やりたくなっちゃう仕掛けがちりばめられていました。一人一人から始まるワクワクが街の風景を変え、街に関わる自信や面白さ、愛着を育み、未来の街を想い行動する人材を育む楽しい孵化装置の側面も感じました。
真岡まちづくりプロジェクトの林さんはじめ、皆様、ありがとうございました。
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